コーラを飲む

レストランでのランチ。

ドリンクバーをつけている。

大抵の場合、コーヒーやら、ウーロン茶などを飲んでいるが、今日はちょっとした気まぐれで、コーラを久々に飲んでみる。

一口飲んだ瞬間、胃袋がエマージェンシーを発する。

すぐさま別のコップを用意して、ウーロン茶で口直しをするが、時すでに遅し。

気持ち悪くなって、ぐったりする。

自分は甘いものは好きなはずだが、コーラの甘味は胃袋に鉄球を落とされるような鈍くて重い甘みがする。

それが炭酸と相まって、強烈なダメージを胃に与える感じ。

20代の頃は1日2ℓ飲むほどコーラに依存してしていたが、30を過ぎたあたりから自然と飲まなくなった。

若い頃はその刺激に虜になっていたが、今となってはその刺激が毒になる。

認めたくはないが、老いているのだ、ということを確認する。