会社の同僚が群馬に旅行に行ったそうで、お土産に大量の饅頭を差し入れてくれる。
なんて律儀な人なんだろう、と感心し、甘い物好きの自分としては感謝の念に堪えない。
昼食時、デザートとしてその饅頭を食す。
本当に甘味が控えめであるが、そういった饅頭の餡にありがちな小豆のえぐみとかを全く感じない、非常に上品な味。
しみじみうまい。
この饅頭は何? と聞いてみると、群馬の「片原饅頭」というらしい。
Wikipediaのページまである。
片原饅頭志満屋本店という店が製造していたが、手間がかかる製法や後継者不足により閉店。が、近年復活をした、という曰くの饅頭だそうだ。
群馬前橋名物「片原饅頭」は最高に美味しい酒まんじゅう | smile style
こちらを読むと、
買って帰って80代の母親にあげたら、「やっぱり元祖の味には及ばないね」と辛口のコメント。
とあり、志満屋本店のものはもっと美味しかったらしいが、絶対思い出補正だろう、と確信が持てるぐらい、今の饅頭もおいしい。
群馬に行く予定はそうそうないけれど、いつかもう一度食べたい。