件名に関しては、作中でマリオがシャウトするタイトルを可能な限り再現したいと思っただけであり、ほんの気まぐれである。
そして件名通り、スーパーマリオ オデッセイをクリアーする。
全体的な世界観が、マジで開発陣が変なキノコをキメながらこしらえたとしか思えない奇天烈ぶりで、ものすごくよい。
そして、その奇天烈さに有無を言わせないデザインのパワーや、納得感のある展開はさすが任天堂と言ったところ。
任天堂の狂気に関しては、ゼルダシリーズの節々で感じていたが、それが全面にフィーチャーされている、それもマリオで、ということに感動を禁じ得ない。
白眉は「クッパの国」で、とにかくたどり着いた時、想定していなかったビジュアルに、ガチで吹き出してしまう。
あるいは、料理の国のボスをおびき寄せるために乗り移る対象がどう考えてもアレだとか、謎解きも所々おかしい。
そもそも、マリオ(髭のおっさん)が着せ替え出来る、とか冷静に考えておかしい。
そして、そのきせかえが楽しかったりするので、ゲームの楽しさって何? という感じ。
クリアー後に、取りこぼしたパワームーンの数がわかるのだけど、その数にドン引きする。
下手したら、スカイリムが出ても月を集めている可能性がある。