とある人が「亡くなった」という話を聞く。
その人とは面識はないし、直接は関係ないというか赤の他人ではある。
でも亡くなったという話をしてくれた人経由で何十回もその人の話を聞いているので、その人の存在自体は20年ぐらい前から知っている。
もうちょっというと、その人は亡くなるような年でもないと思うし、何があったかは聞いていない。
そういった関係性の人ではあるが、わりとショックを受ける。
頭の中のある程度の領域が確保されている人であり、そこがごそっと抜け落ちた感じがある。
実感はまったく伴わないが、重たいことなんだとは思う。
でもこうやって日記に書いてしまうのだから、結局のところ他人事として捉えているのかもしれない。
どう受け止めていいのかよくわからない。