とあるブログで清澄庭園のことが話題になっている。
3〜4年ぐらい前だと思うが、結構な頻度で通っていたことがあり、懐かしく思う。
清澄庭園には大きな池があり、そこに鯉やら亀が泳いでいる。
その池の近くに売店があって、値段は忘れたが、たしか200円ぐらいで鯉の餌(麩)を買える。
普通に味噌汁にしたら、2週間ぐらい持つぐらいの量がある。
なので鯉に餌をやるだけで、たっぷり3時間ぐらいは暇が潰せる。
3時間も? と思うかもしれないが、鯉に餌を与えるのは相当面白い。
前提として、池に麩を投げ入れると、ほぼ確実に鯉の胃袋に入ることになる。
大量に鯉が寄ってきて奪い合いになったり、姿が見当たらないところに投げても、池の底から鯉が現れて食べたり、そんな遠くから? というところから泳いできたり、いろんなパターンで餌を食べていく。
これは食べられないだろう、というところに投げてみたり、逆にパニックを起こすぐらい、鯉を集めてみたりと、餌を投げる場所、頻度を変えて鯉をコントロールしていくのが楽しい。
また、鯉にもいろんなやつがいて、積極的に餌を食いにくる奴もいれば、鈍臭いのもいる。
積極的な奴に食わせないように、いかに鈍臭い奴に餌を与えるか、という鯉の個性を観察し、戦略を考えながら餌を与えるのが楽しい。
あるいは単純に餌で鯉を思い通りに移動させるのも楽しい。
また、亀もいるので、単純に亀の頭を狙って麩を投げるのも楽しい。
そんな感じであっという間に時間は過ぎる。
自分に、鯉の餌やりがヤバい、と教えてくれた同僚が亡くなってから、なんとなく足が遠のいている。
今回久々に清澄庭園のことを思い出し、検索してみると、今は餌やりが禁止になっているらしい。
コイなどへのエサやり全面禁止について(平成28年12月1日より)|清澄庭園|公園へ行こう!
そうかぁ・・・。