日中は特にそうだったし、夜となった今でもとにかく暑い。
猛暑である。
そんな中、真っ黒なスーツに身を包んだ男だったり、長袖で重ね着をする女だったりを見て、その都度、マジかよ・・・、とか思っていたが、本当に信じられないような格好をしている女と遭遇する。
昼、酷な暑さにフラフラになりながら、多摩川の橋に向かっていたところ、向こうから白いダウンのロングコートを着た女が歩いてくる。
ボーッと下を向いて歩いていたため、かなり近くまでその女に気が付いていなかったが、そのいでたちに気がついた瞬間、「えーーーーーー・・・・」とかなり大きな声を出して驚いてしまう。
流石に顔が真っ赤になっている女と目が合い、女に怪訝そうな顔をされる。
思わず目をそらしてすれ違うが、心の中で「いやいやいやいや!!! 怪訝な顔したいのは俺だよ!!!!」と思う。
時間帯とかロケーションとかを克明に描いたのは、誰か他に目撃者が現れないかと期待してのことである。
一応、ツイッターにも書いておこう。