今朝は照れ笑い

自分は極度のめんどくさがり屋であり、食べ物に関しては、毎日ほぼ同じものを食べる。

朝は毎日同じ喫茶店、昼は同じパン屋、夜は同じスーパーで同じものを買う。

たまに飽きて、いろいろ新しい道を模索する時期もあるのだが、それで変わった場合も、やがて習慣になっていく。


現在、昼は同じパン屋で買っている。

以前はそのパン屋のいろんな種類のパンを順番に食べていたが、それもやがて収斂していき、現在は同じパンを1ヶ月ぐらい食べている。


今朝、昼用のパンを買うためにそのパン屋に入った際、自分の姿を見かけた店員がついに「これですよね」と言いながら、すでに袋に入ったパンをレジの下から取り出す。

めんどくさがり屋であると同時にへそ曲がりでもあるので、その店員の満面の笑顔が「どうせこれでしょ?」に見えて仕方がない。

もちろんそんなことはおくびにも出さず、「それです」と照れ笑いと苦笑いの間で返す。


何度でもいう。

自分はめんどくさがり屋であるのだが、そういった短縮は望んでいない。

自分は一応選択した、という過程は省きたくない。


わかってる。

自分はめんどくさい。