シビル・ウォー/キャプテン・アメリカを観る

前回の映画鑑賞が3/23で、ほぼ3ヶ月ぶりに映画を観に行ったことになる。

劇場は再開されたが新作の公開がほとんどなく、穴埋めでMCUの旧作がリーズナブルに上映されていて、ラインアップに「シビル・ウォー」を見つける。

以前よりYoutubeでシビル・ウォーのアクションのダイジェストを繰り返し見ていた。

現状でも映画を観に行くのは時期尚早である気はするのだが、今劇場で観られるなら観に行こうという気になる。


アクションに関しては全編満足する。

投げや蹴りなど格闘の組み立てが割と現実的であり、うまい格ゲーを見ているような爽快感がある。

何が行われているかわかる範囲で切り詰めたトリッキーなカット割が凄まじいスピーディーさになっている。


物語に関しては、シビル・ウォー以前のMCUを見ていない人は完全に置いてけぼりになっている。

つまり、キャプテンマーベル以降のMCUとアイアンマンしか見たことない自分は話の面白さの半分もわかっていないと思う。

シビル・ウォーの核心であるアイアンマンとキャプテン・アメリカの確執に関しての理解がないので、全面的にキャプテン・アメリカの歪んだ正義感、としか感じることができない。


大河ドラマみたいな楽しみも良いのだが、1作1作の楽しみという点ではやはり物足りなさを感じる。

MCUディズニープラスオリジナルドラマの配信が始まるようだが、物語を観る前提として、ここら辺の作品が入ってくるとなると、若干辛いことになるのではないだろうか。