ブラックパンサーを見る

MCUの逆打ち視聴を行なっている。

前回はイレギュラーでドクター・ストレンジを見たが、今回は順当にブラックパンサーを見る。

順当とは言いつつ、今回のブラックパンサーを見終わった後でわかったことであるが、順番的にはアヴェンジャーズ:インフィニティーウォーの前に公開された作品であった。

Disney+の新着順リスト上ではなぜかブラックパンサーがインフィニティーウォーの後に公開されたことになっている。

今更順番にこだわっているわけではないし、逆にインフィニティーウォーを見ずに済んだことはありがたいと思っている。

というのも、最近逆打ちの新しい楽しみを見出していて、アヴェンジャーズ:エンドゲームを見てしまったのをよいことに、新しいMCU作品を見るたびにエンドゲームのクライマックスのバトルシーンを見返している。

前回はドクター・ストレンジを見た後にクライマックスを見て、彼の重要さを実感できてアガり、今回はブラックパンサーを見て、ブラックパンサーの傍にいた女性たちが何者かわかり、あの武器なんだ? と思っていた部分もわかり、やはりアガる。

エンドゲームのクライマックスが毎回新鮮な印象で見られる、ということに気がつき、エンドゲームの本当の意味が分かるであろうインフィニティーウォーは、むしろ最後に見ることにする。


ブラックパンサーはストーリーがかなり良い。

外部には隠しているが実は高度な文明をもつアフリカの国家「ワカンダ」、という設定と、アメリカの黒人問題がうまく作品のテーマとして取り込まれている。

特に感心したのはエンディングの展開で、最後に示されたワカンダの行く末は、自分の想定のはるか先であった。


映像に関しては正直アニメ感が強く、あまりクオリティーは高くないように感じる。