そもそも友人がいないし、数少ない友人・知り合いにSNSに積極的な人がいないんで、完全招待制のClubhouseは永遠にやれないんじゃないかと思っていたが、Twitterでフォローしている人のご好意で登録に成功する。
その方とは全く面識がないのだが、登録する際に必要な電話番号を教えることに全く抵抗がないことに自分で少し驚く。
登録は無事済み、新しい扉を開いてくれたその方には感謝しかない。
登録してまず真っ先に、自分の電話番号を知っていて、すでにClubhouseをやっている人たちが予めフォローされていることに気がつく。
「ああやっぱ、この人たちはやってんだな」という納得感と、完全に疎遠になっている人たちなので気まずさを感じながら、そっとフォローを外す。
自分が友達が少ない理由はこういうところなんだろうな、といきなり思い知らせてくれる。
しばらくClubhouse内を彷徨っていたのだが、想像以上に何をしたら良いのかわからない。
とりあえずなんとなく、誘っていただいた方のフォロワーやフォロイーを辿って、興味のある人をポチポチフォローしていたのだが、逆に「その人の興味や繋がりがリストで丸出しになっている」ということに気がつく。
翻って自分のフォロイーを見返し、かなりの厳選を行う。
重ね重ね、自分に友達が少ない理由はこういうところなんだろうな、と思い知らされる。
せっかくだし何か聞いてみようと思い、日本語タイトルで1番上位に表示されていたルームにとりあえず入る。
そこには「matsuyou」がいて、一気に10年ぐらい感情の時間が巻き戻る。
Clubhouseが今流行っていると聞いて最先端の体験ができるものかと思っていたが、どちらかというとノスタルジックな気持ちになってしまい、困惑する。