ありふれた土曜の午後

土曜の午後にはよくあることなのだが、ぼんやりネットを見てるうちにこんな時間になってしまう。

もう19時で夕飯を食べる時間である。


超人ロック - Wikipedia

自分はたまにWikipedia超人ロックのページをみる。

超人ロックは無料で手に入れることができた、電子書籍版の「ニンバスと負の世界」以外読んだことがない。(ちなみに面白かった)

超人ロックは1967年が初出で、それから脈々と連載が続いており、かなりの分量の単行本が存在している。

正直言って宝くじでかなりの高額当選しない限り、ニンバスと負の世界以外のエピソードには手が出ないと思う。

なのでWikipediaのあらすじや年表や用語集などを眺めて、「面白そうだな」と思うだけである。


おそらく去年の末ぐらいに読んだ時には記載されていなかったと思うのだが、連載期間に関する記述がある。

2017年10月に50周年を迎えた長寿漫画で、現在も創作が続くマンガのうち、1つの作品シリーズとして描かれ続けている期間は初期の同人誌作品も加えれば、碧南一家に次ぎ、日本で2番目の長寿漫画である。
超人ロック - Wikipedia

マンガ 『碧南一家』/碧南市

今は連載が止まっているっぽいが、愛知県碧南市の広報誌で細々と連載している漫画が日本で最長の漫画であるというのがものすごく良い。

愛知県碧南市とか恥ずかしながら長年生きてきて初めて知ったのだが、多分死ぬまで認知することのない市町村があり、そこでは人が生活を営み、なんなら知られざる日本一があるんだろうな、ということにえもいわれぬ感慨が湧く。


また、連載期間は、52年5月となるが、この数字は、一人の作家による連載漫画としては、小島功の『仙人部落』(57年11月)に次ぎ、日本で2番目の長さである。
超人ロック - Wikipedia

小島功が大御所であることは重々承知しているが、仙人部落を画像検索をしてみるとこの作品は「なんとなくみたことがある気はする」という感じである。

ただものすごくグッとくるのは、単行本がほとんど出ていないというところ。

碧南一家の密やかさもさることながら、仙人部落も大概である。


というような感じで土曜は過ぎ去っていく。