りんご飴を食す #2

近所でなんとかマルシェが開催される。

無農薬野菜やら冷やし甘酒やらいろんな店が立ち並んでいるが、スイーツを売っているブースがあり、そこでリンゴ飴を見つける。

300円と安く、思わず買ってしまう。


家に帰ってビニールの包装を解き、さらに紙の包装を剥いでいると、紙の表面が剥げて飴にこびりついている。

裏が普通にザラザラのテクスチャーなので結構な量付着している。

最初爪でこそぎ取っていたが、飴のコーティングが薄く、加減を謝るとすぐに禿げてリンゴの地肌が見えてくる。

最終的に水で軽く洗う。

それに飴が濃いめの茶色の上、気泡だらけで若干小汚い。

飴はベトベトし、歯にニチャニチャと引っ付く。

リンゴもなんだか歯応えがなく、瑞々しさがない。

非常にガッカリする。


以前600円ほどのりんご飴をたべて感動したが、高いだけのことはあったのだ、と思う。