同僚と帰宅のタイミングが丸かぶりになり、流れ上、話しながら一緒に帰る。
まあ途中までとたかを括っていたのだが、路線も方向も一緒で結構ガッツリ話すことになる。
なんとなく話の流れで、同僚のこれまでの話を聞いたのだが、なかなかのエリート人生を歩んでいて、なぜ自分はこの人とこの会社で一緒に働くことになったのだろう、と不思議に思ってしまう。
自分はデリカシーのない男なんで、その世界に生きなかったのはなぜか聞いてみると、それは難しく、厳しい世界であり、のうのうと生きて来た自分には窺い知れない苦労があるのだということである。
色んな人生があり、ちょっとの間交わり、そして通り過ぎていく。
そんなことを思う。