映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
待ち焦がれたスパイダーマン NWHを朝一番で観にいく。
映画館は流石に満杯で、世間の期待値の高さが見てとれる。
この日記で何度かネタバレをグチグチ書いていたが、そんなことがどうでも良くなるような作品に仕上がっている。
何をとっても予想以上の展開であり、スパイダーマンの集大成としてこれ以上あるのかっていう作品である。
懸念していたネタをバラされた部分は、自分は終盤のアクションシーンでバーンと登場し、チョロっと共闘し、サラッと去るぐらいでイメージしていたのだが、思いのほかドラマに絡んでいる。
とある人物が過去作でなし得なかったことを今作ではやり遂げる場面は少しウルっとくる。
過去作のヴィランが再登場ということで、1番観たかったのはドック・オクである。
スパイダーマン2はいまだに傑作だと思っていて、それはやっぱりあのエンディングが心に残る物であったからだ。
なので、あの素晴らしいエンディングの後でどうやってドック・オクを再登場させるんだと思っていたが、非常に納得がいくものであった。
ただ、やはり今作で1番輝いていたのはグリーンゴブリンであろう。
何しろウィレム・デフォーの演技がすごい。
キャラクターの造形もさることながら、それを余すことなく表現し切った点が素晴らしい。
本当に2時間半なの? ぐらいあっという間に時が過ぎたし、度が過ぎる満足感が味わえる。
よくここまでのメンツを集めたと思うし、同窓会ではなく、ここまでのものを作り上げた製作陣の喝采を送りたい。
下手したら今年1番の映画になるかもしれない。
・・・頑張れバットマン。