80円を惜しみなく惜しむ浅田三等兵

ランチのため、いつもとは違う喫茶店に入る。

そこはdポイントを使える店で、先日何かのプレゼントで1000ポイントぐらい当たっていたので、それを消費するために足を伸ばす。

400円ぐらいのパンを選び、ポイントで支払うことにする。

「支払いはdポイントで」と店員に告げると、そんな操作はしたことがないのか、レジのタッチパネルを北斗百裂拳ぐらいの勢いでタップしまくっている。

終いには「少々お待ちください」とか言ってバックヤードに下がる。

あーあ、とか思いながら、後ろに誰か並んでいないか気になって振り返ると、PayPayの「20%戻ってくるキャンペーン」の文字が飛び込んでくる。

頭が猛烈な勢いで回る。

dポイント: 400ポイント消費
PayPay: 400円支払い 80ポイント還元 ≒ 320円

店員は申し訳なさそうにパイセンを引き連れ戻ってきて、操作を教わっている。

こんな状況で今更PayPayに変えられないよな・・・。


自分は全く損をしていない。

むしろ400円得している。

なのに80円損した、という気持ちになってしまうのはなぜなんだろう。