かねてより視聴してた、仮面ライダー電王を見終える。
どちらかといえば、「ようやく見終えた・・・」という嘆息まじりのコメントにならざるを得ない。
仮面ライダーでも屈指の人気作ということで見ていたのだが、登場人物がどうも気に入らず、しばらく見られなかった時期がある。
そこら辺は上記エントリーで書いた。
主人公の野上良太郎もそうだが、自分は特にデネブが本当に受け入れられない。
パートナーの桜井侑斗のためという行動原理で動いているが、想いが強すぎて侑斗自身も振り回される、というキャラである。
それがあまりに独善的すぎて、自分は無理であった。
桜井侑斗のために行動している自分に酔っているようにしか見えない。
話自体は40話ぐらいから突然面白くなり出したが、「遅ぇよ」と思ってしまう。
最終的にはタイムトラベルやイマジンなど、設定の意味合いがうまくハマり出したのは良かったのだが、たった10話で畳む分量ではない。
あれよあれよというまに、いろんなことが明かされていくので、消化不良な感じもある。
30話ぐらいからもっと腰を据えて語ってくれれば、自分の評価は少し変わっていたと思う。
次の仮面ライダーはもう1つの人気作を見ようと思っている。