WWDC 2023が開幕する。
Apple Vision Proが登場 — Appleが開発した初の空間コンピュータ - Apple (日本)
なんといってもトピックスはVision Proである。
さすがはアップルといったところで、スペックが思った以上にエグい。
EyeSightとかがなにしろAppleっぽいし、3Dインターフェイスとかを抜かりなく用意するだけでなくDigital Crownをつけてくるあたり、さすがといったところである。
ARKitやらRealityKitなど入念に準備していたことがついに花開いたのだろう。
モノとしてもクオリティーが高そうで、一貫してデバイスを作り続けてきたAppleの面目躍如といった感がある。
ただ、日本円で48万とかいう値段や、バッテリー持ちが2時間とかで全部ひっくり返ってしまうのは残念である。
おそらく自分は買えないと思うが、とりあえずバカ売れして、その後10万ぐらいの廉価モデルが出て欲しいと思う。
Xcode 15が発表される。
Xcode Previews are easier to use and now work across SwiftUI, UIKit, and AppKit.
という一文があり、詳細は確認してないが、これはUIKitでプレビューが使えるという話であろうか。
正直世の中はどんどんSwiftUIに移行している感はあるので今更という気はするが、待望の機能であることは間違いないのでそのような機能だったら素直に喜びたい。
Swiftに関してはついにマクロが導入される。
アプリの開発で直接使う機会はあまりない気はするが、@propertyWrapper
以上にライブラリで導入されていきそうな気がするので、それなりにインパクトがある機能追加だと思う。
デバックの強化やリンカの刷新など、全体的に生産性の向上に寄与するアップデートが多いみたいなので、期待したい。
セッション - WWDC23 - Apple Developer
セッションをざっと見てみるが、「Spatial Computing」という項目がやはり目を引く。
Apple風に言えば、全く新しい分野なのでビデオの本数も多めである。
VisionOSの開発がどのようなものなのかは非常に興味があるので、公開が楽しみである。
Integrate with motorized iPhone stands using DockKit - WWDC23 - Videos - Apple Developer
iOS 17で導入されるスタンバイに対応するDockKitなるものが提供されるらしく、何気に気になる。
SwiftData | Apple Developer Documentation
これはもう早く使いたいのだが、なんとかバックポートしてもらえないものだろうか。