以前より気になっていた奥房総が生煮えに終わり、とりあえず木更津に行ってみる。
久留里から木更津に向かう電車に乗る。
木更津に向かう電車は流石に人が結構乗っている。
乗客のほとんどは女性で、かなりキマったファッションでチクチクスマホをいじっている。
カップルもいたが、その男の方もかなり決まっていて、渋谷とか原宿に直通なのかと勘違いしたほどだ。(誇張)
久留里行きの電車では途中で降りる人も多かったが、木更津行きはほぼ全員木更津を目指していた感じである。
木更津に到着し、久留里で精算できなかったSuicaの料金を払う。
さてどうしよう。
マップを見ると、木更津駅から程なく海がある。
その時改めて九十九里の海を見たことが遠足の始まりだったことを思い出し、基本に立ち返り、海に向かうことにする。

海まではアーケードの商店街が続いている。
街並みは廃れている感じでもないが、人はあまり歩いていない。

そして道すがら、気になる看板に出くわす。
少し考えて、それがあの「証城寺の狸囃子」の舞台であることに気がつく。
あとで寄ろうと心に決める。

やがて海にたどり着く。
外房の開けた海とは違い、なんというか「使われている海」という感じがする。
単純に船がたくさん停泊しているせいもあるし、遠方には工場も見え、船もバンバン航行していて、海の違った側面が見られる。
マップで海を目指した時に「中の島公園」を目指していて、その道中、港に停泊する船をいろいろ見ていたのだが、レジャーの船と大型の何かを運ぶような船が入り混じっている。


内房恒例のヤシの木も植えられていて、マリン感は申し分なく感じられる。

やがて中の島公園へ続く、中の島大橋に到着する。
中の島大橋は下を航行する船のためなのか、かなり上に登ることになる。
てっぺんまで登ると結構高く、さらに上まで登っても橋は湾曲している。

そして嬉しい誤算であったが、橋の上からの景色は灯台に登る以上に高所からの景色を堪能できる。
到着した中の島公園に関しては、公園とは名ばかりで、手入れのされていない芝が一面に広がるだけの場所であった。
途中親子連れと2組ほどすれ違ったが、何をするんだろうとは思う。

時期によっては潮干狩りができるようだが、オフシーズンだったので、海に近づくことさえできなかった。

中の島公園を出て、證誠寺に到着する。
証城寺の狸囃子の舞台とかかなりの大ネタなんで、ゴリゴリの観光スポットなのかと思っていたのだが、全くそんなことはなかった。



折々に狸囃子をフィーチャーしたモニュメントはあるのだが、上記の写真でほぼ全てである。
証城寺は浄土真宗の寺で、どちらかというとその布教に力を入れている感じである。
特に上記写真右の、賽銭箱に掲示されている「仏教に親しむゲーム」はなんというかガチ感がすごい。
御朱印なども取り扱っておらず、観光的なフィーチャーに背を向けた真面目な寺なんだと思う。
このあとどうしようか、と迷いながら駅に向かうと、バス停に「イオンモール行き」のバスが停車している。
吸い寄せられるように乗ってしまう。