イオンモール幕張新都心

土曜日、歯医者の予定があり、終わったのが10時半である。

その後、まあ家でダラダラ過ごしてもよかったのだが、何となく出歩きたい気持ちになって、そのまま駅に向かう。

かねてより懸案だった牛久大仏に昇ることを考えていたのだが、時間的に厳しそうだったので、次善の選択肢であるイオンモール幕張新都心見物に向かうことにする。


武蔵野線に乗って幕張に向かう。

つもりだったのだが、自分が乗った電車は東京行きで西船橋を過ぎて、幕張とは真逆の方向に向かう。

「めんどくせぇ・・・」と思いながら、市川塩浜駅で電車を乗り換えて幕張豊砂駅に向かう。


幕張豊砂駅を降りると、道に迷う余地もなくイオンモールの建物が見える。

中に入り、しばらく散策してみると、思っていたイオンと全然違う。

家族連れはたくさんいて、客層に関してはイオンなのだが、見覚えのないテナントで埋まっている。

判で押したように同じテナントが入っているイオンとしてはかなり違和感がある。

全部回っても30分弱でそこまで広くないし、何よりイオンモール幕張の最大の特徴である「よしもと幕張イオンモール劇場」が見当たらない。

イオンモール幕張新都心|フロアガイド

それでネットを確認すると、イオンモール幕張新都心は「エキマエ」「ペット」「アクティブ」「グランド」と4つのモールがあり、自分がまず入ったのはエキマエだったらしい。

上記地図を見てもらうとわかると思うが、エキマエは氷山の一角で「奴は四天王の中でも最弱」という言葉が浮かぶ。

逆にエキマエで全部回るのに30分弱かかるんだったら、グランドモールってどんだけよ、と期待に胸が膨らむ。


エキマエからグランドモールは500mぐらい離れており、連絡通路があるのだが、そこにペットモールがある。

本当にペットショップだけ並んでいる通りで、熱帯魚や爬虫類の店まである。

どの店もそこそこ盛況のようで、家族連れやペット同伴の客がワイワイやっている。

飼う予定は全くないが猫を見たいと思い、売り場に近づこうとしたのだが、お客さんが結構いて秒で諦める。


やがてグランドモールに到着したが、入った瞬間息を呑んでしまう。

自分ぐらいイオン巧者になると、「ここはイオンだ」と雰囲気でわかってしまう。

写真を撮り忘れてしまったが、何というか入口のところでイオンとわかる佇まいって確かにある。

通路の中央が吹き抜けになっていて、その左右に整然と店舗が並ぶ。

その店舗が全国どこにいっても大体変わらず、Honeysだったりtutuannaだったりヴィレバンが並んでいる。

それがイオンである。

グランドモールはかなり広く、2時間弱回る。

特徴的だと思ったのは、イベントスペースが3つほどあり、自分が行ったときは湘南の観光イベント、クリスマスコンサート、ポケモンのイベントなどが行われていた。

正直、どのイベントもそこまで盛況だった感じはないのだが、同時に3つイベントが開かれるというのはなかなかである。

また、よしもと幕張イオンモール劇場も何なら見ていこうと思ったのだが、食指が伸びる出演者ではなかったのでやめておく。

今日はトータルテンボスが出る予定で、それが昨日だったら見ていたかもしれない。


その他気になったところ。

イオンのレギュラーメンバーの中に光雲堂は入っていなかったのだが、もう認識を改める時期なのかもしれない。

テスラのディーラーを初めて見たのだが、イオンの中で見るとは思っても見なかった。

また、写真を撮っていなかったのだが、フードコートが3ヶ所もある。

1番広い3Fのフードコートはもう見たことない広さで、昼時だったせいか、見たことないほど席が埋まっている。

1000人ぐらいいたんじゃないかと思っている。

あとで地図を確認したら16店ほど入っていて、マジで何を食べるか悩みそうである。


グランドモールを巡った後にアクティブモールに行ったのだが、他のモールの盛況ぶりとは打って変わって閑散としていた。

逆にそれがジャスコ上がりの地方のイオン感があってグッとくる。

某スポーツ店の前を通りかかった時に、自分を見かけた店員が大声でセール開催中の呼びかけを行う。

自分の周りには誰もおらず、明らかに自分に対して呼びかけているので、通り過ぎるのが本当に申しわけなかった。