キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(大ヒット上映中)|映画|マーベル公式
昔からMCUの中でもシビルウォーとかキャプテン・アメリカのラインが好きで、特に「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に関してはMCU最高傑作と思っているので、この作品は観に行かないわけがない。
ただ最近の流れだとDisney+を待つ、というのもあり得たが、前回GQuuuuuuXを映画館に観に行き、「やっぱなんかいいな」と思ったので、映画館で見ることにする。
ちなみに自分が行った回はほぼ満席で、MCUはまだ人が呼べるんだと思った。
ファルコン&ウィンター・ソルジャーでキャプテン・アメリカを受け継いだサム・ウィルソンがいよいよ本格的にヒーローとして活躍する映画である。
その受け継ぎ方がかなり素晴らしかっただけに、正直いうと、これ以上2代目キャプテン・アメリカの先は見たくないな、という気持ちも若干あった。
サム・ウィルソンがキャプテン・アメリカになって、そこで話が終われば自分的には完璧だった。
バック・トゥ・ザ・フューチャー4がいらない、という感じに近い。
しかしながらMCU的にはフラグシップであるキャプテン・アメリカがそれで終われるはずもなく、今作を迎えたわけである。
その観点で言うと、やっぱり蛇足っちゃあ蛇足だな、という感じも少しある。
戦闘シーン・アクションは相当見応えがあり、ここ最近のMCUの中ではかなりの満足感があったのだが、サム・ウィルソンが普通のヒーローになった、というガッカリ感も否めない。
内容が内容だけにしょうがないところがあるのだが、CGもアニメ感が全く改善されていなくて、そこはやはり冷める感じはある。
ただ、バッキーが登場するところとか、ラストのホアキンとの会話など、自分がサム・ウィルソンに求めていたものもちゃんと見られて、それはすごく良かった。
普通の人間がキャプテン・アメリカとして生きていく、ということをきちんと描いていたことは好感が持てる。
今作はMCU全体のストーリーの中でもかなりの重要作になっていると思う。
アダマンチウムが登場し、いよいよX-MENの足音が聞こえてきた感じである。
そのアダマンチウムの争奪戦に日本が名乗りをあげていて、今作でかなり重要な立ち位置の国として描かれている。
ただ、その日本の描き方が日本で生きる自分にとってはかなりファンタジー寄りで、日本はそんなことしないだろう、とかやはり思ってしまう。
1番は艦船をインド洋に出撃させる件で、ティアマットが南極みたいな立ち位置だったとしても、軍隊を派遣するとは到底思えない。
なぜこんなに日本がフィーチャーされているのか考えると、アダマンチウムといえばウルヴァリンで、ウルヴァリンは日本に関わりの深いキャラクターということで、この先につながる何かがあるのかもしれない。
また、やはりというか、MCUのリテラシーはかなり求められる作品にはなっている。
思いの外インクレディブル・ハルクの要素が強めで、今作を観ながら、そういえばそうだった、みたいにインクレディブル・ハルクの話を思い出す展開が多かった。
確認するとインクレディブル・ハルクは2008年の公開ということで、17年前の作品をここまでガッツリフィーチャーすることが果たして適切なんだろうか、という疑問もある。
また、ティアマットに関しては「もうあるもの」として扱われていて、謂れとかは全く語られない。
ここら辺は全く改善されていない。
また、サディアス・ロスのリキャストに関するネタも若干クドかったように思う。
映画としては満足する部分と不満な部分が相まって、なかなか複雑な感情であるが、観てよかったとは思う。