IUT理論 物見遊山

午前中はのんびりと過ごしていたのだが、午後からは少し有意義な時間を過ごしたい、と思い、PCに向かう。

でも結局やることはネットのチェックである。

その一環でニュースを見ているうちに、ABC予想の記事を見かける。

理解者は20人、数学の天才も批判 異常事態のABC予想証明の行方:朝日新聞

こちらの記事は後編であり、そういえば以前、前編が配信されていたが、有料会員向けの記事みたいなので、未読のままである。

数学「ABC予想」は証明されたか 論文受理から5年、論争は迷宮へ:朝日新聞

でも、そういえばIUT理論ってどうなったんだろう、という興味が湧いて、現状を少し調べてみる。


まあ、結果から言うと何も変わっていないようである。

UFO関連の話題並みに進展が遅い。

2人のフィールズ賞学者が望月論文に抱いた違和感 - himaginary’s diary

何が問題なのか、の詳細を、今回初めてちゃんと見たのだが、懸念点はなんとなく掴める。

最近の IUT 界隈 - tar0log

それで一年以上前の記事になるが、その後はこういったことになるらしい。

この記事の中に、

IUTが著しく評判を落とし、見捨てられた理由は大きく2つある。数学としての問題と、望月氏及び周辺の人々の学問的誠実性の問題。

という記載があるが、学問的誠実性の件が想像以上だな、と思う。

特に「9.11」の件は、ちょっと信じられなくて、元の文章まで確認したが、ガチのマジだった。

https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~motizuki/Report%20on%20a%20certain%20series%20of%20preprints%20(2024-03).pdf

数学に関して門外漢の自分が、この記事を鵜呑みにしてあれこれ言うのは良くないとは思う。

ただ「川上量生」の名前がダメ押しで出てきたあたりで、なんとなく大体この通りなんだろうな、と思ってしまう。

自分は川上量生のズレっぷりには、全幅の信頼を寄せている。

彼がIUT理論関連で賞金を出す、という話題はなんとなく知っていて、なんとも思っていなかったが、こういう裏がある、となると、割と納得感が出る。

また、件の川上量生がからむIUT理論関連の動画があったのだが、面子が少々アレなのであまり見る気になれない。

それでも勇気を出し、再生した本当に最初が、加藤教授の「本当に理解している数学者は10人ぐらい」という発言で、「カルトじゃん!!」と思ってしまい、そっ閉じしてしまう。

「10人しか理解できていませんが、この世界はVRです」という人に、加藤教授は何を思うのだろう。


まあ繰り返しになるが、自分は数学に関して門外漢なので、数学的な正しさとか正確性に関しては判断がつかない。

もしかしたら、この理論は本当に難解なだけで、理論としては正しいのかもしれない。

ただ、色々見た中で、

とある匿名の数学者は、編集者や査読者に対して同情的な見解を示しています。「もし最高の数学者がある問題の解明に時間を費やし、そして失敗したとして、一人の査読者がそれを裁くことができるだろうか?」
[翻訳] 数論を揺るがす数学的証明が発表される (一方で、致命的な欠陥を修正できていないという専門家も)|Ayuha

ここが一番刺さってしまう。