小山を行く #1

昨日は朝から医者に行く予定があったのだが、その医院は本当に話が早い。

予約の時間に医院に出向き、行って5分もかからずに問診が始まり、その後5分もかからずに血を抜かれ、またその後5分もかからずに会計が始まり、処方箋を受け取って放逐される。

そんなわけで、10時前にはフリーの状態になっている。

近所の歯医者にも見習ってほしい。

話はそれるが、自分は医者や歯医者に行くのは、土曜と決めている。

会社や仕事に気を遣っているという部分は多少はあるが、休みの申請がとにかく面倒というのがある。

リーダーにメールを出し、Slackで投稿し、勤怠管理で申請する、などの手順が発生する。

先日体調不良で休んだのだが、その際も同じ手順を踏むことになり、端的に言えば地獄であった。

話を戻すと、そんなわけでその後、まとまった時間が空くので、体のメンテナンスをした後はどこか遠出をすることにしている。


とりあえず行き先を決めずに駅に行き、真っ先に乗れる電車に乗る。

昨日乗ったのは小金井駅終点の宇都宮線である。

どうでもいいことであるが、以前より小金井は終点の駅として認知していたのだが、自分は学生の頃に同級生が住んでいた武蔵小金井駅の方を思い浮かべてしまう。

今回、そのイメージを払拭するためにもちょうどいいかもしれない。

本当はどうせ宇都宮線に乗るんだったら、宇都宮に行ってみたかったのだが、1時間に1本しか出ていないようで、自分が駅に着いたときは運悪く出発したばかりであった。

気を取り直して、小金井に何があるのか、ざっくり確認しようと地図を開いてみたところ、手前の駅である小山にイオンモールがあることに気がついてしまう。

イオンフォロアーの自分なので、もう捨て置けず、小山に目的地を変更する。


小山駅の改札を出ると、VALなる大きめの駅ビルがいきなり見える。

そして、外につながる通路脇に綺麗に整備された店舗が軒を連ね、最近改装されたかのような雰囲気である。

駅舎は思いのほか立派で、「栃木なんでしょ」と舐めていたところに、「関東だよ」というわからせを喰らわされた感がある。

しかしながら、駅を出ると、ホッとしてしまう。

いきなりヤマダ電機ジョイフル本田で、「待ってました」と掛け声をあげたくなる。

イオンに行きがけに両店舗とも外側から眺めてみたが、店舗はかなり広い。

郊外にあるような広さの店舗が近代的な駅前にドカンとある、というのは、なかなか見ない光景である。


イオンのお約束なのだが、郊外にあるため、駅から割と遠い。

普通に行けば1時間ぐらい、という感じである。

もちろんバスが出ているのだが、まあ、1時間ぐらいだったら歩きますよ、という感じである。

傘を差しても差さなくていい、ぐらいの雨が降っていて、そこが若干微妙な感じであったが、あいにく持っていなかったので濡れていくことにする。

道は方向音痴の自分でも全く問題なくたどり着けるぐらいに単純な経路で、あっさりイオンに到着する。

現在改装中のようである。

フロアガイド|イオンモール小山

そして中に入って、驚いたのだが、店舗の半分以上をイオンのスーパー部分が占めていて、モール部分が申し訳程度しかない。

モール部分は未来堂書店やヴィレヴァンや、光運堂まであり、確実にイオンモールのツボは抑えられているのだが、そのミニマルさは他では見たことがない。

客層自体は他の店舗と変わらず、家族連れや老人が結構いたが、カップルはあまり見なかった気がする。

土地柄なんだろうか、なかなかユニークなイオンモールである。


そして例によってスーパーを見て回る。

とはいえ、イオンであるから、そこまで他と差異があるわけではないのだが、若干土地柄が感じられる部分がある。

宇都宮が近い土地らしく、冷凍の餃子が充実している。

このケースの裏手には、もちろん味の素などの餃子もある。

気になったのは「味ぽん for 宇都宮餃子」である。

確かに餃子と味ぽんの相性の良さは周知の通りであるが、専用があったとは知らなかった。

【北海道バタぽん/宇都宮餃子味ぽん】日本一周!「地元を味わう味ぽん」で楽しもう│味ぽん│ミツカングループ商品・メニューサイト

その他、バタポンなど、地元に根付く味ぽんを開発しているらしく、なかなかに興味深い。

正直、「高けぇ!」と思ったし、普段餃子を食べないので購入しなかったが、試したくなったら、販売エリアが関東のようなので、その気になれば手に入りそうである。


恒例の醤油コーナーで、今回初めてエンカウントした醤油である。

醤油コーナーの醍醐味といえば、他では見ない、地の醤油に出会えることである。

家に帰った後で、この醤油について調べてみたところ、「マルシチ 醤油」で真っ先に切り込んでくるのが、「津軽味噌醤油株式会社」のページである。

マルシチ – 津軽味噌醤油株式会社

「え? 栃木でなんで津軽?」と思い、根掘り葉掘り調べてみたところ、どうやら屋号かぶりらしい。

ヨドバシ.com - 盛田 マルシチ 金印つゆの素 5倍 1.8L 通販【全品無料配達】

ヨドバシ.comで「盛田 マルシチ」で掲載があり、それで調べたところ、盛田なる栃木の会社の醤油とのことである。

https://moritakk.com/wp-content/themes/morita/pdf/catalogue.pdf

老舗の味に大臣官房長賞 盛田日光工場の「マルシチしょうゆ」|県内主要,経済|下野新聞デジタルニュース|下野新聞デジタル

評価はなかなか高いようであるが、

盛田日光工場閉鎖へ 「マルシチ」しょうゆなど製造 従業員30人「配置転換」|県内主要,経済|下野新聞デジタルニュース|下野新聞デジタル

一方でこういう話もある。

ただ、まあ、地の醤油であることに安心はする。

以前キッコーツルでも同じようなことがあり、醤油の世界はなかなか奥深い。