CRT栃木放送を見物する 〜 宇都宮を行く #2

傷心を携え、宇都宮をさすらう。


以前から元独立U局の建物を見に行く、ということをしている。

なぜそんなことをしているのかに関しては特に理由はないのだが、地デジ移行前は独立U局の番組ばかり見ていたので、なんとなく思い入れがある。

要するに聖地巡礼である。

自分は今、在宅で仕事する際はラジオを聴きながら仕事をしており、その視聴ラインナップの中に「ドラマってムジカ」が入っている。

その番組をCRT栃木放送で聴いていて、そのため、宇都宮に向かう途中で普通に思い出し、見に行くことに決める。

地図で確認すると、とちぎテレビも近くにあるようだ。

とちぎテレビは自分の住んでいる地域からは視聴できなかったので、なんら思い入れはないのだが、ついでなので見にいくことにする。


駅からはそこそこ離れていて、その前は東口の方にいたので、到着まで小1時間かかってしまう。

この日はそこまで炎天下という感じでもなかったので、割と快適に歩くことができたが、猛暑日だったらと思うと、割とゾッとする。

駅からCRT栃木放送までは繁華街が続いている。

若者も多くいて、新しめの建物もたくさんあったのだが、なんとなく印象に残っているのはMEGAドンキである。

これ絶対、デパートとかだったんだろうな、と思っていて、後ほど調べてみたら、果たして西武百貨店宇都宮店だったそうである。

1971年開業とのことで、建物の古びた感じも宜なるかな

余談であるが、最初「MEGAドンキ宇都宮店の前身は?」とGeminiに聞いて、「西武百貨店」と答えが出た後で、Geminiが「Deep Researchいけまっせ」というので調べてもらったところ、想像以上のものが返ってくる。

MEGAドン・キホーテ宇都宮店の前身調査

ただ、「MEGAドンキ宇都宮店の前身は西武百貨店宇都宮店」で済む事を、時代を追って、ドラマティックに詳細に状況説明されることで、逆に「鵜呑みにしていいのか」という疑念も湧いてしまう。

なんというか、ここまでのものは求めていなかったのだが、自分的には初めてDeep Researchを有効活用できた気がする。


立派な栃木県庁の裏手に回ると、いきなりCRT栃木放送が現れる。

最初、「え? マジ?」と思ってしまう。

電波塔などがなく、あまりにも威圧感がない。

正直、普通の会社と変わらない大きさで、これが放送局だとはにわかには信じられない。

ぎふチャンに行った時はビルのテナントだったことに驚いたが、まあそれに比べれば、放送局っぽくはある。

まあ、建物的には思ったより小さいが、流石に正門は放送局の風格はある。

自分の中にある「放送局の風格」というものが世間に伝わらないことは承知している。

一応説明すると、実は自分は元独立U局以外にも折りを見て旅行先で地元のTV局やラジオ局の建物を見かけているので、その中で醸成された感覚である。

そしてすぐ隣にあるとちぎテレビは、やはり小さめながらも、割と新しい感じの建物で、風格も十分といったところである。

特に右の写真の建物は威圧感もあり、放送局を見たなぁ・・・、という感じで、満悦する。


ところで、こんなに隣接した土地にあって、無関係とは思えないのにラテ兼業じゃないのか、という疑問があったのだが、なかなか面白い謂れがある。

栃木放送 - Wikipedia

建物や資本関係に関してもいろいろあったようで、かなり興味深い。