昨日は所用が午前中で納まり、ぽっかり空いた午後の時間を活用するために、映画を観にいくことにする。
また、TOHOシネマズの無料鑑賞ポイントが1本分溜まっており、シネマイレージの制度変更前になんとなく使い切りたいというのもある。
しかも、ギルティ・パルフェは上映時間が1時間程度と、通常料金を払うのはちょっと・・・、という作品だったので、タダで見るにはちょうどいい。
さらに言えば、昨日が上映最終日だったというのも後押しする。
つまりは、この作品を観ることをお膳立てされたと言ってもいい。
仮面ライダーガヴは、そもそもがポップなビジュアルやお菓子というキュートな題材に反して、なかなかダークな設定の作品である。
今作はそのダークな部分が、かなり滲み出ている作品であった。
それが何より出ていたのが、沙和村超太郎というキャラだ。
こいつの変態ぶりが凄まじくて良い。
仮面ライダーでここまでのガチ変態は、ちょっと記憶にない。
ガヴの敵側である、グラニュートの設定を逆手に取った形で、ここはすごく感心させられる。
正直いえば、この件に関するリゼルの心境はもっと掘り下げて欲しかったところであるが、時間的に描く余裕がなかったのだろう。
とても残念である。
この物語は、ガヴのセカンドライダーである絆斗に焦点を当てて進む。
彼は改造手術を受けて仮面ライダーヴァレンに変身できるようになったのだが、その後遺症についてが今作の主題である。
まあ、はっきり言えばありきたりな展開になり、ちょっとスカッとしない顛末ではあるが、ありきたりに収まる感じではある。
ただもう、自分はおっさんで、それなりに生きることの経験は積んできたんで、絆斗の選択に関してはやはり思うところはある。
しかしやっぱり、仮面ライダーは子供のもので、これ以外の選択肢は描きづらいんだろうな、という気はする。
Vシネクストという媒体や、本編が終わった後の時間軸であることを考えれば、もっと思い切った顛末でも良かったとは思うが、まあ、今後のこともあるのだろう。
ここも正直言えば、残念なところではある。
ただ、作品としては、鉄骨1本の上でのアクションだったり、役者の成長を実感できたりと、いい作品であった。
物語も、もう少しこうであって欲しかったという願望があるが、仮面ライダーのスピンオフとして考えれば、手堅い作りであると思う。
観られて良かった。