iPhoneが届く

昨日、無事iPhoneが届く。

在宅で仕事中であったが、差し迫ったタスクがないどころか、やることすらほぼ無かったので、ぶっちゃけ仕事をサボってセットアップを開始する。

しかし神はいる。

そんな自分に罰を与えるようにiPhoneに重大なインシデントが発生する。


iPhoneの移行は旧端末と新端末を近くに置いておけば自動的に行われる感じだが、その移行の設定で回線をe-simで移行するという設定がある。

自分は今ahamoの物理simを使っているのだが、旧端末から抜くのがめんどくさかったのと、自動でe-simにできるのならそうしよう、という判断でe-simでの移行にする。

そこらへんの回線の移行も自動でやってくれるものとAppleを信用し切った自分が悪い。

端末の移行自体は簡単に終わる。

しかしながら、立ち上げた際に電話回線自体は繋がっているみたいだが、4G・5Gの表示が全く現れない。

もしやと思いWi-fiを切るとネットにまったく繋がらない。

時間的なものかと思い、小1時間待つが4G・5Gの表示は現れる気配がない。

そこでe-simへの移転は自動でやってくれるものではないのだと悟る。

そこで旧端末の物理simを引っこ抜いて、新端末に装着してみるが、今度は物理simが使えなくなっている。

e-simの設定があるせいで、物理simは副回線になっており、主回線にすれば繋がるかと思い、e-simの設定を消す。

これが致命傷であった。

そこから電話回線にすら繋がらなくなる。


途方に暮れそうになるが、電話回線が繋がらないのは色々まずいので、すぐさまahamoのページで状況を確認しようとするが、ログインの際に必要なdアカウントを端末認証にしており、回線自体が繋がらなくなった今となってはログインすらできなくなっている。

またもや途方に暮れそうになるが、そんな暇はないので、サポセンのページを開く。

電話が繋がらない今、「電話だけだったらアウトだな」と思っていたのだが、幸いチャットでやり取りができるようである。

そこで状況を説明すると、こちらに連絡してくださいと電話番号を促される。

さっき回線が繋がらなくなったって言ったよね? とちょっとイラッとしたが、マイルドにそのことを伝えると、「公衆電話で連絡していただくか、ドコモショップに持ち込んでください」という返答を得る。

公衆電話に少し引っ掛かりを感じるが、ドコモショップで対応してくれるのなら、そっちの方が早い。

その頃には仕事の時間は終わっていたので、おっとり刀で近くのドコモショップに向かう。


おそらくコロナ以降のことだと思うが、最近のドコモショップは来店予約をする方式になったようである。

1件目と2件目のドコモショップは予約がいっぱいだと断られる。(この間1時間半)

閉店ちょっと前なら対応できるとのことであるが、ことは電話回線なので、待つ間に回れそうなドコモショップは全部回ろうと思い、たどり着いた3軒目でようやく対応してもらえることになる。

色々やり取りがあった末に、物理simの再発行、というソリューションを提供される。

手数料が3800円ほどかかるが、それで復帰するなら御の字である。

その後はあっさり復帰し、ことなきを得る。


そしてこんな時に限ってLINEが届いており、返事が遅れてしまう。

さて教訓であるが、「余計なことはするな」ということである。