人の目が見られない

かなりプライベートな話になってしまう。


細かい事情は忘れてしまったが、幼いころウソをついた。

ウソというかその場のノリで、話を盛る感じのやつ。

そのことが原因で、母親に咎められてしまう。

しかし、自分はウソでないと話をさらに盛って、抗弁する。


やがて母親は「私の目を見ろ」という。

罪悪感からか、母親の目を直視することができない。

「ちゃんと見ろ」と母親に何度も叱責される。

自分はもちろん見ることができず、最終的には泣いて謝る。


それ以来、人の目が見れない。

未だに。


色々あってそんなことを思い出した。というか、思い知った。