Serani Pojiに関する追憶

Bluesky経由で知ったが、Serani Pojiのサブスクが解禁されていたそうである。

非常に懐かしい。


サターンが現役当時、自分はセガサターンマガジンを定期購読しているぐらいにはセガ好きではあった。

しかしながら、ドリキャスが発売された頃にはラインナップ的にすっかり「プレステでいいや」という感じになっており、スルーしていた。

そんな折、当時の同僚に「彼氏にドリキャス買ってもらったんだけど、自分はゲームをやらないんで持て余している」という話を聞く。

「なぜゲームをやらないのに、ドリキャス買ってもらったんだろう」という疑問はとりあえず置いといて、彼女と交渉し、最終的にドリキャスとソフト5本を8888円で譲ってもらえることになる。

当時の中古相場とかは覚えていないが、当時ドリキャスは全然現役で、かなり破格な値段だったと思う。


そうして手に入れたソフトのラインナップの中に「ROOMMANIA #203」があった。

はっきりいうとゲームとしてはかなり微妙な出来ではあったと思うのだが、やりたいことはすごくわかるし、そこには共感できるという感じであった。

Serani PojiはROOMMANIA #203の世界の中のアーティストというメタ的な存在ではあるが、のちにゲームとは関係なくリアルで活動を続けることになる。

Serani Pojiは普通に聞いても「良い」とは思うのだが、でもやっぱり自分の中ではゲームに結びついていて、僕のマシュ...とか聞くと、サンデーズのCMやら、当時の会社の様子やら、同僚のことが連鎖的に湧いてきて、セピアな心境になる。