今日はなかなか充実した日だったが、振り返ってみると、朝うどんを食べたことが1番印象に残っている。
本格的な讃岐うどんの店で、初めて行ったというわけではないが、温かいのを食べたのは今回が初めてである。
その店は自分が知っている限りでは1番ツルツルシコシコで、温かい汁のおかげか、ツルツル感がブーストされていて非常に良い。
前に「香川の人はうどんを噛まずに飲む」という話を聞いたことがある。
うどんは喉越しを楽しむものだ、ということらしい。
このツルツル感だったら確かに噛まずとも喉をスルリと通り抜ける気がする。
完全に魔が差してしまい、噛まずに飲む、に挑戦してしまう。
全く問題なく、なんの抵抗もなく、存外にあっさり、うどんは喉を通り抜ける。
長めの1本で試していたのだが、3回ぐらいの嚥下で全部飲み込める。
確かに喉越しはこれでもかと感じられたが、正直あまり心地のいいものではない。
それに味にほとんど意識がいかない。
これはもう慣れとかの問題ではなくて、嗜好の問題であり、自分はうどんは噛んで食べることにする。