幻の女

去年の年末の話になるが、仕事の関係で指定席を取れなかった弟が、自由席での帰省を敢行する。

大変な勇気だ。自分だったら帰ってない。

ただ、弟の凄さはそれだけにとどまらず、朝の新幹線で新潟に向かい、そのまま夕方まで新潟を満喫して、特急に乗って帰省する、というポジティブさを見せるところにある。

1ヶ月前からみどりの窓口でシコシコと指定席を取った自分に恥ずかしさすら感じる。


実家に帰ってきた弟に「新潟どうだった?」と聞くと、「びっくりしたよ!」という答えが返ってくる。

「超意外な人が新潟駅前の三幸製菓の看板に出演してたんだよ。誰だと思う?」

三幸製菓は雪の宿の製造元であり、新潟が誇るそこそこの大企業であるが、自分が聞きたかったのはそういうことではなかったし、突然のクイズに面食らうばかりである。

Negiccoだの、NGT48だの、そこそこありきたりなところをあげてみたが、もちろん不正解で、ヒントもいくつかもらったが、一向に当たらない。

しびれを切らして、答えを聞くと、蒼井優という超意外な名前が飛び出す。

蒼井優が三幸製菓の宣伝をしている看板をどうしてもみたくて、いろんな検索ワードで調べてみたが、一向に情報が出てこない。

その旨、弟に伝え、弟も一緒に検索してみたが、画像検索、蒼井優のプロフィール、三幸製菓HP、個人のブログに至るまで散々調べて、結局、蒼井優と三幸製菓のつながりを見つけられない。

Googleで見つけられない、ということで弟を疑うのはどうかとも思うが、「幻でも見たんじゃね?」という結論を出さざるを得ない。

弟は不服そうで、帰りに絶対写メ取るから、という宣言でその場を収める。


そして今日、東京に帰省する弟から写メが送られてくる。

それがこちら。

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マジじゃねぇか・・・。

正直すまんかったとしか言いようがない。


この話から得られる教訓は2つ。

  • Googleで探せない情報はいくらでもある。
  • やっぱ蒼井優はいい。