布団カバーを買う

夜もめっきり冷え込み、寝るときは親戚からもらった羽毛布団を掛けているのだが、1年も経たないうちに穴が開きだす。

調べてみると、穴は3つほど空いていて、そこから中の羽毛が漏れて、部屋中に飛び散っている。

表の生地が痛むほど寝相は悪くないと思うのだが、現実問題、羽毛は部屋のいたるところで見つかる。


取り急ぎ、100均で裁縫セットを購入し、穴を塞ぐ。

その塞いでいる間に、「そういえば布団カバーってあったな」というようなことに気づく。

あまりに筋の良い思いつきであり、穴を塞ぎ終えた刹那、Amazonを開く。


それが今日届く。

早速、カバーを掛けてみるが、こんなに収まりが良いことはない。

カバーなしで布団をかけていたのは、単なる蛮勇であったと思い知らされる。


カバーをかける作業中に思い出したのだが、カバーの内側に布団を固定するための紐が縫い付けてある。

布団側には、その紐をくくりつけるための輪っかが縫い付けてあって、そこに紐を通して固定できる。

おそらく、手に入る布団とカバーにはその仕組みが全部についていて、あらゆる組み合わせで互換性がある。

何気にすごいな、と思う。