昨日からずっとDeepSeekのことを追っていたのだが、「すごいのはわかった」という感じである。
ただ、自分は中華製に関して腰が引けている部分があって、実際に使っていない。
話題の中華LLM「DeepSeek R1」の日本語追加学習モデル サイバーエージェントが無料公開 - ITmedia AI+
ソースも公開されていて、他ならぬサイバーエージェントが日本語対応モデルも公開したみたいだが、現状使用レポをいくつか読んだぐらいである。
興味深いのはオープンソースで公開されているということで、これはかつてOpenAIが諦めた道である。
その恩恵を受けて日本語対応とかも行われているので、ここからいろんなことが広がりそうではある。
また利用料も激安みたいで、ここら辺は「中国だから」なんだろうか。
また「DeepSeekショック」という言葉を見かけるぐらい、アメリカのハイテク株にインパクトを与えている。
DeepSeekショックでNVIDIA株暴落、超低コストAIは「革命」か「過大評価」か | 日経クロステック(xTECH)
NVIDIA株は91兆円吹っ飛んだとのことである。
こういう分野で中国から大砲が飛んでくる、という状況に、「本当に世界の景色は変わったんだな」という感慨を受ける。
最近のアメリカはいろんな分野で結構ワケのわからないことになっているので、「中国がすごい」というのはかなりあるにせよ、「アメリカがひどい」というのもある気はする。
「日本はーー」と考えると、自分もその一員なのでなんとも言えない部分ではあるが、こういう分野に関する世界的なプレゼンスはまあないんだろう。
生成AIの技術的なことは自分にはよくわからないし、今のところ活用もできていないが、こういう動向を追うのは本当に楽しい。
あと「出遅れているからこそ、Appleチャンスじゃね?」とは思った。