無料期間であることをいいことに、以前から見たかったNetflix限定配信の作品を見まくっている。
ビハインド・ザ・カーブは地球が平面であることを「ガチで」信じている人たちを追ったドキュメンタリー。
程度の差こそあれ、SNSを見ていると信じたいことだけを信じている人は至る所にいる。
地球平面説、という極端な説を扱っているが、話の通じなさ、という意味では変わらない気がする。
地球が平面であることを科学的に実験して、その結果が尽く地球が丸いという結果になるのだが、それでも平面説に有利な結果を導こうとする。
そういった信念や話の通じなさに本当に絶望的な気分になる。
極端な意見をもつ人たちがSNSなどでコミュニティーを作ることによって、信念がより強固になり、引っ込みがつかなくなる。
そういった事態は遠くで起こっていることではないというところに、この作品の面白さがある。