相変わらずTVerを視聴しており、ここひと月ほどよしもと新喜劇を毎週見ている。
小学生ぐらいの頃、一時期田舎のテレビ局がよしもと新喜劇を放映していたのだが、全く面白いと思えなかった。
蕎麦屋とか街角とかシチェーションだけあって、物語とかは特になく、「ごめんくさい」だの「ポコポコヘッド」だの出演者の各々が決まりきったギャグをやるだけ、という印象である。
ギャグが面白いとは思えなかったので、そこで終わりである。
先月、何の気無しによしもと新喜劇を見てみたところ、普通に「劇」をやっていてびっくりする。
もちろんギャグとかはあるのだが、きちんと物語の脈絡を考慮しており、普通に面白い。
回によってばらつきはあるのだが、毎週新作でこのクオリティーの喜劇をドロップしているのはすごい。
吉本の底力を感じる。
Wikipediaを読んでみたところ、座員のヒエラルキーに関する件があり、
重鎮クラス
座長経験者。舞台に登場すると必ずと言っていいほど拍手が飛ぶ。登場時にコケるギャグの使用が許されている。
とか、
ベテラン
座長経験者同様、ストーリーや役柄の軽重に関係なく舞台登場時には拍手が飛び、また、あいさつの持ちギャグを披露し、他の出演者をコケさせることができる。
とか、コケさせることに格が必要である、というのは興味深い。
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あまりの衝撃に口が開きっぱなしになった上記動画の出演者、島田珠代は一般座員であるらしい。
「面白い」というよりは「なんかくる!!!」という感じがあり、「一般」とはなかなか言い難い人なんで、何とか特別な役職を与えた方が良いと思う。