バターいらとモヤチョコを食す

バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン | モスバーガー公式サイト

去年も発売された商品であるが、うかうかしているうちに販売が終わってしまい、ほぞを噛んでいたが、今年は「モスバーガーヤマザキパンでじっくり考えた濃厚なチョコ食パン」というパートナーを従えて帰ってくる。

今月初頭に予約を済ませており、今年は雪辱を果たす。

もちろん選ぶことなんかできないので「バターいら」と「モヤチョコ」の両方を手に入れる。


バターいらでまずびっくりするのが「4枚切り」であるという点である。

普通の食パンでも4枚切りはあまりない。

ヤマザキ」「バター」のワードの組み合わせでそずに想起するのが「ゴールドソフト」であるが、4枚切りの厚さで食べると多分バターの風味が強くなりすぎて、トゥーマッチになる気がする。

しかしながら、デフォルトが4枚切りであるのなら、それなりの意図があるのだろうと思い、そのまま軽くトーストして食べる。

「バターなんていらないかも」というワードは、「バターがいらないほどバターの風味がする」という意味ではなく、「バターが邪魔になりそうなぐらい小麦の風味が強い」という意味とだと得心する。

最初の一口はその誤解で「あれ?」と思ってしまうが、食べ進めるうちに小麦の芳醇な風味にうっとりする。

そう考えると食感や風味との兼ね合いで4枚切りという厚さも結構納得がいく。


そして「ヤマザキ」「チョコ」の組み合わせといえば「チョコゴールド」であるが、正直チョコゴールドはあまり食べたことがないので、モヤチョコとの比較はできない。

ただ、そこまで突出するような感じのパンではない。

しかしながらこちらは5枚切りとなっており、それは初めて見た気がする。

パンの厚み一つにしても結構考えているんだな、とは思う。


ヤマザキナショナルブランドながらこういう個性づけはちゃんとしていて感心する。