保険外交員に会う #2

先日仕事中に現在契約中の保険会社の外交員から電話がかかってくる。

近況や健康状態に関する探りを入れられた後に「会いませんか」という話になる。

面倒臭いのと実際仕事が忙しいのもあり、新しい保険の提案とかだったらまた今度にしてくれ、という旨を伝えたのだが、「現状の契約の確認もあるので」と食い下がる。

その後幾許かの攻防の末、結局押し切られる。

会う時間と場所を決めたのちに、身分証明書だのクレジットカードだの持ってこい、などとすごくプラグマティックなことを言われ、その場で新しい保険を契約させる気満々なのに引いてしまう。


そして外交員とは結局1時間ほど会ったのだが、現状の保険の確認は5分ほどで、他の時間は新しい保険プランの提案に費やされる。

途中から「なんでわざわざこっちが時間を割いて出向いてお前らのセールスの話を聞かなきゃならんのか?」という気持ちになってしまう。

その新しい提案も、今の契約をした時とは年齢が違うので致し方ない部分ではあるが「保険料は上がるけれど保証は下がる」というものになっており、「今の契約をそのまま続けて更新するよりはリーズナブルに期間延長できる」というものでしかない。

はっきり言えば、今の会社で契約を続ける必要性もなく、契約期間満了とともにどこかに乗り換えてもいい話である。

向こうの話を聞き終わる頃にはすでにうんざりし、検討しますと言って別れるが、新しい契約を結ぶつもりは今のところ全くない。

というか「忙しいんで新しい保険の提案ならまた今度にしてくれ」を押し切って、時間を割いて会ったあげく、恥ずかしげもなく大体の時間を新しい保険の提案に割いたことで、だいぶ心象が悪くなっている。