保険外交員に会う #3

先日会ったばかりではあるが、その時に提示された新たな契約に対して、結果を聞きたいとのこと。

別に「乗り換えるつもりはない」とけんもほろろに断ってもよかったのだが、それとは別にこちらも確認したいことがあったので会うことにする。


約束の時間よりちょっと早めに待ち合わせの喫茶店に到着し、コーヒーを飲みながら時間を待ってると、外交員からLINEで30分ほど遅れるとの連絡が届く。

既にキレそうだが、穏便に承知する。

時間までウマ娘で暇を潰していたが、ウマ娘をやっていなかったら帰っていたかもしれない。


そして外交員が現れるが、仲間を引き連れてくる。

明らかに上司という雰囲気であるが、挨拶の際、所長の肩書きの名刺を渡されて、「そんな大事にするのかよ・・・」という気分になる。

相手方の出鼻を挫くために、冒頭で「まあ、いまはのりかえるきはないっす」という軽いノリで断ったのだが、所長はグイグイ契約の説明をしてくる。

「断ったよね・・・」と思いながら、ひと段落するたびに「わかりました」と言って話を終わらせようとするのだが、さらにグイグイくる。

だんだんイライラしてくる。

最終的に「わかりました、検討します」と言って強引に切ってみると、「検討はいつぐらいまでですか?」とかさらに詰められる。

もう我慢の限界で、気がつくと眉間に皺が寄っている。

その時自分はマスクをしていることに気がついて、「あ、伝わんないかも」と思い、眉間の皺をさらに寄せて強調する。

「特に決めてないです」というと、「次回会う際の参考に・・・」とかまだ粘るので、ついに「なんか契約しないとダメな感じっすかね?」と突っぱねる。

それでようやく契約の話は終わる。


もうそれで火がついて、今は逆にかなり本気で保険のことを検討するつもりである。

はっきりいうと、他社に乗り換えたい。