長岡にてセーブオンに邂逅す

日曜日、新潟の長岡にて、妹の結婚式が執り行われる。

23時半出発の深夜バスで東京に戻る手筈だが、結婚式は16時に終わり、7時間半暇をつぶすことになる。


20時。

それまで暇つぶしに付き合ってくれた弟が、いよいよ帰ることになる。

新幹線の改札まで見送り、弟と別れた後にグーグルマップで23時以降も開いている店を探す。

その時間まで空いているのが、飲み屋ぐらいしかなく、結婚式でシコタマ飲んでいたので、無理だというジャッジを下す。

次善の策で、22時まで開いている喫茶店に入ることにする。

22時以降のことは知らん。


お店の人には申し訳ないが、なんとか2時間粘る。

会計をすませると、エゲツない寒さの街中に放り出される。


しばらくの間、何か適当な店を探して通りを彷徨うが、まるで見つからない。

心底体が冷えてきて、一回駅に戻ろうとする道すがら、駅前にセーブオンを発見する。


もうすぐセーブオンがなくなる、という情報はなんとなく知っていたので、写真を撮りまくる。

入口に閉店のお知らせが貼ってある。

この店はローソンにクラスチェンジするようだ。


そして今日、セーブオンが全店閉店したようだ。

正直言って個人的にはなんの思い入れもないが、完全閉店間際にセーブオンが見られ、感慨深い。