去るものたち

朝、玄関を出ると隣の部屋の前に引越し業者のダンボールが積まれている。

その隣人は深夜にテレビを見て馬鹿笑いを周りにばらまく人たちなので、正直ニヤリとしてしまう。

これで当面夜は健やかに眠れるだろう。

新しい隣人に常識的な人がくればいうことはない。