災害時のNHKラジオ第1

18時ちょっと過ぎぐらいに、東北で地震が起きる。

そのころちょうどNHK第1を聞いていて、東北に地震が来るとの予報があり、程なくめまいのようなゆっくりとした揺れを感じる。

東京でも結構感じたので、東北は結構揺れたんだろうと思って、震度の情報を待っていたのだが、NHKのアナウンサーは全く震度のことを語らない。

とにかく「津波が来る」とか「様子を見に行かないでください」とか「津波警報が出ました」など、津波の情報を繰り返し繰り返ししゃべる。

しかもアナウンスという感じではなく、結構感情がこもった喋り方をしていて、正直ちょっと怖い。

緊迫感のすごさから、なんとなく他局に切り替えることができず、15分ほど聞いていたと思う。

自分の憶測でしかないが、津波が落ち着くまで地震の詳細な情報はそこそこに、とにかく注意喚起を行うという方針なのだろう。

災害報道は進化している、と感心する。