爾比久良を求めて

以前弟に爾比久良(にいくら)という菓子の存在を聞く。

大振りだが1つ500円ぐらいする和菓子があって、それが結構美味しかった、という話である。

自分はとにかく「1つ500円」というプライスに興味が湧く。

とにかく強気だし、単価が花園万頭より高いお菓子って寡聞にして知らない。

自分ぐらいの年齢になると、「良いものはそれなりに高い」ということが身にしみて分かっているので、自分が知る限り和菓子最高額である爾比久良は試す価値がある。


和菓子大吾 爾比久良

HPを見ると、

周りは卵黄と白餡を程よく調和させた、黄味羽二重時雨餡。中に上質の小豆餡と一粒栗を使用しています。

とあり、若干口当たり重たい気はするが、この段階ですでにうまそうな感じである。


爾比久良を販売する和菓子大吾は大泉学園にあるようであり、自分の生活圏からはだいぶかけ離れている。

ただ、毎週都心のどこかの百貨店で販売しているらしく、通勤圏内で買えるチャンスがある。

それで販売日に3店舗ほど回ってみたのだが、どの店舗も会社帰りには売り切れている。

そもそも数量が少ないのか、人気があるのかは加減がわからないが、確実に言えるのは、このままでは爾比久良にありつけそうもない、ということである。


・・・土日か・・・。