巨大建築物を見ることが割と好きで、以前より牛久大仏は見てみたいと思っていた。
昨日、別の目的で茨城の某所に向かっていたのだが、Google Mapを見ているうちに牛久大仏のPOIを見かけ、いてもたってもいられなくなり、予定を変えて見に行くことにする。
途中道に迷ったらしく、都合2時間ほどかかってしまうが、最短距離で行ったとしても1時間半ほどかかるようである。
アクセスのページを見てみると、バスで土日は片道520円とかで思った以上に気楽に行ける感じではない。
しばらく歩いていると、遠くに漢方やバスクリンでお馴染みのツムラの建物が見える。
それが思っている上に大きく、写真を撮りまくる。
茨城では製薬会社の研究所をよく見かけるので、ここも研究所なのだろうか、とか色々考えているうちに、すぐ隣に大仏があることに気がつく。
正直ツムラに興奮してしまっていたので、大仏の存在に気がついた時に気持ちの切り替えがうまくいかず、ファーストコンタクトの感動はそんなにない。
でも、「あ、でかい」ということは感じる。
近づいていくごとに、「やっぱデケェな」という感慨が深まっていく。
正面が見えた時には少しありがたみすら感じてしまう。
少し勘違いしていたのだが、典型的な観光地かと思っていたら、完全に墓地であった。
大仏の大きさと同じぐらいに墓地の数に圧倒されてしまう。
観光に来ている人よりも、お墓参りに来ている家族の方が多いぐらいかもしれない。
本当は中に入って、地上85mの景色を眺めてみたかったのだが、入場料が800円と意外に高く、覚悟ができていなかったということと、復路の時間を考えて、今回は入場を断念する。
はなから観光として心の準備をしていれば、交通手段や入場料など覚悟ができたと思うが、今回思いつきで行ってしまったので、生煮えの体験になってしまう。
色々状況はわかったので、いずれまた来たい。