仕事中は大体何か聴いているのだが、午前中は音楽、午後はラジオを聴いている。
ラジオのローテーションは大体決まっており、その中に河村通夫の大自然まるかじりライフが組み込まれている。
この番組の魅力については以前書いたが、この番組を聞く理由は番組の最後に流れる曲の選曲である。
今日はデューク・エイセスのおさななじみがかかる。
この曲はある程度歳をとっている人にとってはドキャッチーなメロディーであり、そこに男女の幼なじみの人生の歩みについての歌詞が乗る。
赤ん坊、幼稚園児、小学生、高校生、青年と曲は進んでいく。
しかし時間の都合で、曲の途中、青年が幼馴染の女性にプロポーズするところで曲が終わってしまう。
いやこの曲のコンテキストから鑑みれば、ここからやっぱりうまく行かなかったなんて展開はありえないはずで、プロポーズした段階で最後まで聴いたと言っても過言ではないのだが、結末がどうしても気になってしまう。
もう待ち受けているものが予想通りのものであることは明白なのだが、とにかく心が掻き乱されていてもたってもいられず、仕事をほっぽり投げてApple Musicで曲を検索してしまう。
それで最後まで聞いたら、果たしての展開ではあった。
でもなんだろう、聞き終わった後で、むちゃくちゃスッキリしている自分がいる。
サブスク万歳。