兵庫県知事選挙

昨日Twinkle Circle! 大阪が開催され、その生配信を見ていた。

その反応とか感想を見たくなってXを開いた際に、兵庫県知事選挙についてのワードがトレンドに並んでいる。

正直Twinkle Circle! の件はそっちのけでツイートを流し見してしまう。

その後、Google Newsなどで兵庫県知事選挙のことを知らべているうちに、「なんかすごい面白いことになってたんだな」と思う。


斎藤氏のパワハラ疑惑に関しては認識していたが、正直その後出直し選挙が行われていたことまでは把握していなかった。

結局のところ、関東に住む自分にとっては他人事で、そこまで関心のあるニュースではない。

ただ後追いで選挙の経緯を見ると、かなり面白い展開になっていたことがわかる。

兵庫県知事選挙 舞台裏で何が?斎藤元彦前知事が勝利 パワハラ疑いなど告発文書問題で県政混乱の兵庫県 | NHK | WEB特集 | 兵庫県

選挙戦の経緯はこの記事が1番わかりやすい。

自分が面白いと思った点は、大手メディアが斎藤氏に否定的な報道をする中、自らSNSで発信して支持を広げたという点である。

多くの兵庫県民が一次情報に接して状況を判断し、それが選挙の結果につながったというのは結構画期的だと思う。

もちろん、斎藤氏の発信だけに触れて投票しちゃった人もいるのだと思うが、ネットで人々の意識は結構変わったんだと思う。

また、当初優勢だった稲村氏が、旧来強力な援軍であるはずの組織の支援を受けたことが、裏返ってしまった原因というのも興味深い。

兵庫県内22市長、稲村氏支持を異例の表明 「誹謗中傷多い」理由に [兵庫県]:朝日新聞デジタル

特にここら辺が分水嶺だったということであるが、例の机叩き動画は確かに印象が良くない。

こういうことも含めて、我々が見えている世界は以前とは本当に変わってしまったんだと思う。


ネットの情報で物事を判断するというのはもちろん良し悪しがあると思う。

フェイクやデマや偏った意見ももちろんある。

でもそれを比較する情報を得る手段がやっぱりネットで、従来のメディアはオルタナティブにすらなってないんだ、ということが結構はっきりした出来事だった気がする。