相互関税 90日間停止を承認 トランプ大統領 中国の追加関税は125%に引き上げ | NHK | トランプ大統領
最近ずっと気になっていた関税の件であるが、ついに方針転換したようである。
トランプ大統領は9日、記者団から今回の決定の理由を問われ、「私は人々が少し行き過ぎているように思った。騒ぎすぎて少し怖がっていた」と述べました。
また、「債券市場はやっかいだ。ずっと見ていたが、今は美しい。昨夜は少し不安に感じる人もみられた」と述べました。
とトランプ側は言っているが、「金融市場の動向にビビった」という理解であっていると思う。
それでも10%の関税はかけられたままなわけで、ここら辺はどう着地するんだろうな、というところは気になっている。
今も気になっているのは2点。
- 中国とのやり合いはどこまでいくのか
- 日本の対応
である。
中国に対して125%の関税とか、意味のわからない数字が飛び出して、末期の少年漫画みたいな展開になっている。
中国は面子的にどこまでも報復に追随しかねない国なのが怖いところである。
上記ニュースで、中国は妥協点を探しているという解説もあるが、相手がトランプというところが話を複雑にしている。
GDP1位と2位の国がガキみたいに喧嘩しているという状況は明らかにまずい。
今はどっちの国もガキみたいな感じなので、どこに着地するかは予断を許さない。
一方日本は腰が引けた対応をしそうで怖い。
個人的には明らかにトランプがいかれているとしか思わないので、へんに妥協するのは違うと思う。
いうべきことはいい、下げるべきところは下げ、譲るべきところは譲る。
今の政府には懸命な対応を期待したい。
・・・のだが、やっぱりちょっと石破であるというのが若干不安である。