5/4に行われた一般参賀に行ってきた。
前日(5/3)ラジオを聴いていたら一般参賀のニュースが流れ、本当になんとなく、行ってみようか、という気になった。
いつものように朝6時に起き、朝食を取り、身支度をして出発をする。
だいたい7時半には東京駅に到着したのだが、ここでなぜか余裕を見せてしまい、地下の喫茶店で30分ほどコーヒーを飲んでくつろいでしまう。
ここは悔やんでも悔やみきれない。
8時ぐらいになって皇居に向かうが、駅の出口ぐらいからすでに人でごった返している。
完全に見通しが甘かったと認識した瞬間である。
それでも皇居正門までは割とすんなり入れる。
自分は一番端のレーンで待機していたのだが、その隣は具合が悪くなった人を搬送する通路になっている。
待っている間、ご老人たちが次々と搬送されていく。
日差しが割とあって、これは無理ねぇな・・・、と思う。
10時近くになり、門の中に移動していく人たちが見える。
しかしながら、自分たちの列はビクともしない。
時間は10時を過ぎ、自分たちは11時の回に回されたことを知る。
自分が待っている列の位置を考えると、コーヒーさえ飲んでいなければ、10時の回に間違いなく潜り込めたはずである。
すでにうんざりしながら、11時を待つ。
11時近くになって、ようやく自分たちの列が動き出す。
列に並び始めてすでに3時間近く経過しており、ようやく始まる、というところよりも、歩ける、ということに喜びを感じてしまう。
宮殿のある広場までようやくたどり着くが、ここも信じられない人でごった返している。
間違いなく、今まで見てきた中で、一番人が集まっている光景だろう。
遠くに天皇が出てくるであろう、ベランダが見えるのだが、遠い。
実に遠い。
気持ち的にはもっと近づきたいが、物理的に無理な感じである。
その上、後ろからプレッシャーがくる。
やがて、天皇が在らせられる。
こんな感じで、遠い上に旗が邪魔で何が何だかよくわからず、5分程度でお言葉は終わる。
その後、退出する国民に手を振って見送る感じを想像していたのだが、そのままあっさり奥に下がる。
まあ、なんとなく雰囲気はわかった。
やっぱり自分は人混みが嫌いだということを再認識する。
そして2度と行かない。