なぜかここのところ毎週日曜日は1日中ボトムズを見ていて、平気で15話とか視聴してしまう。
猛烈に面白かったというわけではないのだが、なんとなく見逃せないという今までにない理由で最終話まで突っ走る。
自分はなんとなくボトムズはロボットアニメだと思っていたのだが、主体はロボットになく、堂々たるSF作品であることを今回知る。
ロボットは物語上のガジェットに過ぎず、戦争とか人間とか、もっと大きな枠組みで物語が進む。
もちろん登場するATはどれも痺れるデザインであるが、戦闘シーンは思いのほか少ない。
全く戦闘のない話もある。
今見ると古臭さを感じるところもあるが、物語自体は今でも通用する重厚さである。
戦争を通じて、人間性、友情、愛、その他、謀略や宗教性まで、大人の鑑賞にも耐えうる、というか大人が見るべきヘヴィーさである。
非常に堪能したので、この勢いでダグラムに行きたい気もするが、75話というのを見てちょっと引いている。