仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル | 2022年12月23日(金)劇場公開
仙台に旅行に行き、よりにもよって映画を観に行く。
仮面ライダーの映画は恒例で観に行くことは決めていたのだが、タイミング的にちょうど良いのが仙台滞在中であったためである。
それとは別に他の都市の映画館に行ってみたいというのもあったのだが、チェーンのシネコンなので都内の映画館と全く変わらない。
異国情緒は全くないが、むしろ安心して観られる。
自分はリバイスもギーツも面白く見ているので、この組み合わせはかなり嬉しい。
ただ映画は思った以上にリバイスがメインになっていて、前半はリバイスのその後、後半がデザイアグランプリにリバイスが参加、という構成になっている。
ギーツは現在も撮影中だと思うので、スケジュールを考えれば当然の構成かもしれない。
リバイスのその後に関しては、正直あまりしっくり来ない。
ただ終わって半年ほどなのに、思った以上に懐かしい感じがして、「ああ、こんな感じだった」という部分で楽しめた。
この映画は龍騎のキャラが復活するとのことで、そこが売りではあるのだが、自分は龍騎を未見なのでそこは割とどうでも良い感じである。
しかしながら、物語のテーマ的に龍騎を出す理由は十分理解できる。
この映画でとにかく良いのは敵役の池田鉄洋で、「歌舞伎の人かな?」と思うほどケレン味のある演技が良い。
仮面ライダーの敵役をやるために生まれてきたようなビジュアルと相まって、かなり心を鷲掴みにされる。
そのほか、ゴスロリ風の衣装に身を包んだツムリ(青嶋心)も、こんなにドールフェイスだったのか、とハッとさせられる。
仮面ライダー祭りなのでストーリーがどうとかいうつもりはないが、演者やアクションで十分に楽しめる作品であった。