先日、つるやパンの東京での購入情報を手にいれ、秋葉原にてサラダパンを購入し、久々食す。
しかし、ヒカリエでは売っているという、チョコパンでハムカツを挟むという奇怪な商品である「ハムカツチョコ」はなかった。
ハムカツチョコはつるやパンの本拠地である長浜でも手に入れることができず、ずっと心残りとして残っている。
昨日、なんとなくやることがなかったので、毎週つるやパンを販売しているという滋賀のアンテナショップ「日本橋ここ滋賀」だったら「もしかしたらあるんじゃないか」と思い、足を伸ばしてみることにする。
あっさり手に入る。
ここ滋賀の店頭にはサラダパン、魚肉ソーセージを挟んだ「サンドウィッチ」(商品名)、スマイルサンドがあり、そこまでは秋葉原と同じ品揃えであり、そこにプラス「ハムカツチョコ」が並んでいる。
他の商品の在庫に比べると、ハムカツチョコは「売れ残っている」と言っていいぐらい在庫があって、余裕で購入できる。
感動というよりは、拍子抜けみたいな感じである。
封を開けた瞬間に、チョコの香りがふんわり漂う。
ヤマザキのチョコゴールドほどではないが、それに類するぐらい香る。
チョコパンでハムカツを挟む、というコンセプトからすると、ちょっとトゥーマッチな感じはある。
食べた瞬間に結構な違和を感じる。
ハムカツは魚肉ソーセージをカツにしたものであった。
頭の中で豚肉のハムを想定していたので、そこが違和を感じた原因である。
この魚肉ソーセージはサンドウィッチ(商品名)にも使われているものだと思うが、頭を切り替えて食べると、やはり美味しくはある。
ただ、コッペパンにマヨネーズをあえたたくあんを挟む、というサラダパンに比べるとどうしても見劣りしてしまう。
サラダパンはコンセプトの奇怪さからは思っても見ないほど調和の取れた美味しさであるが、ハムカツチョコは全部の要素がバラバラに感じてしまう。
チョコパン美味しい、ハムカツ美味しい、でも調和は取れていない、という感じである。
でも、積年の心残りが解消されてよかった。