最近Googleで房総のことばかり検索しているせいか、Youtubeにもそれ関連の動画がリコメンドされるようになる。
以前より鉄道乗車関連の動画も結構見ているので、その兼ね合いもあるだろう。
今回おすすめに上がってきたのは久留里線の乗車動画で、見ていて非常にワクワクする。
鉄道の収益性を見る際に「100円稼ぐためにいくらかかるか」で計る営業係数という指標があるそうで、久留里線はJR東日本で最低らしい。
久留里線の後半区間は100円稼ぐのに16000円ほどかかるらしく、なんで続けているんだろう、というレベルである。
動画は路線のスカスカ具合が具にわかり、東京近郊にこういう場所がある、というところが琴線に触れる。
房総の地図はよく見ているので久留里線の存在は知っていたのだが、実際の雰囲気を知って非常に興味がそそられる。
最後上総亀山駅の駅舎が映し出されるのだが、そこに「奥房総」なるのぼりが目に入る。
以前より、房総の中身のことは気になっていたのだが、そこに奥房総という名称があったことは初めて知る。
奥房総というとっかかりを得たことで、検索が捗るようになる。
いろんな観光案内を見て、色々刺激されている次第である。
海辺の房総に満足したら、次は奥房総行きたい。
名称を知ることで世界が広がる。
金田一京助がアイヌ語を調査した際に、「何?」という言葉がわかったことで調査が進んだそうであるが、名称というのは非常に大事である。