選挙特番問題

テレビがあった頃は選挙特番をリアルタイムで見て、趨勢を追うのが1つの楽しみであった。

ある意味社会が変わる場面に対峙している感じが良かった。

しかしながら、いつからか20時になったと同時に結果の予測が発表されるようになった。

番組開始早々に大体の趨勢がわかってしまい、大いに興が削がれる。

そのあとはもうテレビ局の答え合わせに付き合わされるだけである。

テレビがなくなってからはラジオの選挙特番を聞いていたりもしたのだが、結局は22時ぐらいにネットニュースで確認して済ますようになって、以前のようにつぶさに追うことは無くなった。


今日、投票に行った際、老人に話を聞いている出口調査っぽい人を見かけたのだが、腕章とかをしておらず、結局なんなのかはよくわからない。

でもそれで選挙特番のことを思い出し、そこから「今ってTVerで見れんじゃね?」まで一気に連想する。

TVerは夜の番組をリアルタイムで配信しており、選挙特番はガッツリその時間にかぶる。

家に帰って確認すると、果たして配信が行われるようである。

しかしながら、フジテレビは宮根誠司であり、日本テレビ櫻井翔であり、TBSに至っては日本シリーズと同時中継とか訳のわからない様相になっている。

テレ朝はなんとなく思想が強すぎる気がするので、見るとしたらテレ東なんじゃないか、という感じである。

池上彰がメインでなくなっているのがポイントが高い。

ただ、「このラインナップなら見なくいいか」とはなっている。

しかしまあ、自分は「見たくない人が多いんだな」とも思う。